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パチクラウド#135「知識レベル」

2025.04.01

ハイエナという立ち回りに否定的な人は多いのだろうけど、明らかに大きな期待値がある空き台を見つけたら、普通は座ってしまうでしょう。
 
自分は設定狙いが基本スタイルだけど、ハイエナ的な動きを完全にやらないというわけではない。
まぁ、個人的な趣向の問題でハイエナよりも設定狙いのほうが面白いということ、それとライターという職業上の問題でハイエナは広がりがない(期待値のある台を打つという視点しかない)ので、積極的にはハイエナをしないというだけ。
 
エナ専の打ち手を邪魔だなと思うことだってあるし、好きか嫌いかで言ったら嫌いだけれども、勝つ為の手段のひとつであることは間違いない。
 
とはいえ、ハイエナメインに切り替えようかと悩んだことは何度もある。
設定狙いのほうが面白いとは言っても、自分の立ち回り能力が低いというのもあって、キツいなと感じる時期は何度もあった。
現在も含めて。
 
ただ、それでハイエナに逃げてしまうとライターとしてのスキルが落ちてしまうと考えて、なんとか耐え忍んできた。
 
それでも、仕事が忙しくて朝からホールに行けないことが多かった時期(10年以上前)などは夕方からハイエナくらいしかできなかったなんてこともある。
あと、面白いからもっと打ちたいんだけど、近くに設定狙いができるホールが見つからなくて、でも打ちたいからとハイエナをよくしていた機種もあった。
キンパル(初代)とかね。
 
ちょっと話は飛ぶというか、おじさんの懐古話をさせてもらうと、ハイエナといって思い出深いのはアダムスファミリーとスーパーリノXという4号機だ。
 
当時のパチスロはストック機というシステムが全盛で、ハイエナ仕様になりやすかったんですよ。
 
ただし、前述のアダムスファミリーという機種はストック機能を有しておらず、普通のノーマルタイプ(大量獲得機)という触れ込みだった。
でもね、ホールで挙動を見ている限り、なんとなく怪しいハマリと連チャンが散見されていた。
で、あらためてメーカー(今はなきIGTジャパン)に確認しても、やはりストック機能は搭載していないという。
 
そう言われても、どうにも自分の見立てを捨てる気持ちにもならず、試しに大きくハマっている台を当たるまで打って、ボーナス終了後は200Gくらいまで打ってヤメるという検証をしてみると、これが面白いように勝ててさ。
 
結局、導入台数が少ないこともあって解析情報を掲載する雑誌もなく、メーカーもなくなってしまったので、真偽を確認することはできなかった。
でも、真相がどうであれ、実戦検証こそが正義だと再確認させられる切っ掛けのひとつになった。
 
そしてもう1機種、スーパーリノXについて。
こちらは3号機のリメイクの、さらにマイナーチェンジ版。
 
4号機のスーパーリノは導入も多かったので、当時から打っている人ならば知っているでしょうけど、スーパーリノXのほうは設置店を探すのも大変なレベルでした。
それでも自分は、電車で1時間ほどかけてよく打ちに行っていた。
 
その理由はもちろん勝てるから。
 
当該機種はストックが1つでもあると期待値がプラスになるのだけど、外から見えないはずのストックの有無が簡単な手順の打ち方をすることで見抜けてしまうという攻略法があったのだ。
 
いや、簡単すぎて攻略法というには大袈裟なのだけど、効果は絶大。
事実、スーパーリノXを打ちに行った日の生涯勝率は100%でした。
それなりの回数を打った機種で、全勝なんて経験は後にも先にもこれだけ。
 
こちらも導入台数が少なかったので、雑誌で扱われることはほぼなかったのだけど、一応ストック判別の記事は掲載されたことがあったと記憶している。
にもかかわらず、いつ行ってもストックのある機種が空いていたという、のんびりした時代でしたね。
 
さて、長い昔話はこれくらいにして本題へ。
現在のパチスロも、前述した4号機時代ほどではないが、ハイエナ効果の高い機種は多い。
ただ、あからさまなお宝台が落ちていることは本当に少なくなったよね。
それだけ打ち手の知識レベルが向上しているという証左でしょう。
 
攻略誌が全盛のときでも10万部や20万部の世界だったのに、今は人気動画の視聴回数が普通に100万回とかいっちゃうわけですよ。
それだけパチスロの情報を普段から見聞きしている人が増えたということ。
その『打ち手の成長』に対して、メーカーやホール側のやり方ってあまり成長していないように感じるんですよ。
 
サチィがよく言っているけど、特にパチンコ。
回らないと勝てないっていう仕組みは今のほとんどの打ち手が理解しているし、出玉とか細かいところは別にしても、ボーダーくらいはなんとなく知っている打ち手がどんどん増えている。
 
それなのに数十年も(基礎が)変わらないシステムで、変わらないパチンコを出し続けるって、むしろ打ち手を馬鹿にしているのかなとさえ思えてしまう。
派手な演出とか、連チャン性能を高めれば打つんやろ?みたいな。
 
周りのエンジョイ勢も、パチンコ・パチスロをヤメないまでもホールに行く頻度が減っているやつらが多い。
話をすれば愚痴しか言わない。
でも、愚痴を言っているのはまだ良いんですよ。
本当に怖いのはサイレントマジョリティだからね。
 
なにも言わずにヤメていく…そういう打ち手を増やさない為にも、いい加減にメーカーもホールも成長したほうが良いと思う。
 
自分はまだどうにか勝てているし、というかパチスロにしがみつくしかないからヤメるという選択はないのだけど、一般の打ち手は馬鹿にされていると感じたら離れていってしまうんじゃないかな。

この記事を書いたライター

悪☆味

当サイトの発起人。サイトの立ち上げは人生最大のギャンブルとは本人の談だが、ここぞの勝負に負け続けてきた人間だけに不安が残る…