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雑誌のほうの仕事で毎年、年内にリリースされた全ての機種を評価するんですよ。
当然、全ての機種を評価することはできないので、(ある程度)打ったことがある機種に限られる。
現実的にリリースはされたけど、まったく売れずに導入ホールがほとんどないって機種もあるのでね…。
それでも昔は全機種のうち半分近くの台を触っていたのだけど、近年はそれが1/3にも満たないことがほとんどになっている。
昔は雑誌ライターの仕事がメインであったので必然的に多くの機種を打つ機会があったのだが、今はパチスロで勝つことが生活のベースになっているので、スタイルの変化が影響していることは間違いない。
にしても、だ。
せっかく登場した新台のうち、一度も打つことなく2/3の機種が消えていくってのは少し寂しくないか、と。
かといって、勝ち負け関係ナシに打つわけにもいかないので、特にバラエティーコーナーに1台しか導入されないような荒波AT機はたとえ興味があってもなかなか手を出せる機会はない。
射幸性を高めることで生き残ってきた業界なので、全体の流れはまぁ仕方がない。
4号機から5号機に移動した時期とか、5.9号機とか、あの閉塞感を思い返せばやはり一定度の射幸性というのは必要なのだと思う。
それでも、それによる弊害というのは出てきていると思う。
最近、週末になるとパチスロ流行っているな~ってくらい混んでいるホールが多くないですか?
けれども、夜になると一気にガラガラになったりするのは、単純にお金が続かないっていう理由も多分にあるのではないかな。
加えて、平日(特定日を除く)のホールについても取材やら来店やらがないと、大手チェーンとかでも閑散としている状況をよく見かけるようになった。
そりゃ現行スマスロなんて毎日、運勝負していたら財布が持たないよね。
ここに取材、来店、ステマが乱用されている理由が詰まっているのでしょう。
狂った時代と揶揄されることもある爆裂AT機時代(4号機)、たとえばその代名詞とされるミリオンゴッド。
1/8192を引けば約5000枚、代わりに千円で20Gとかしか回らない高射幸性遊技機である。
でもね、実際はミリオンゴッドをメイン機種にしているホールなんてほとんどなかったんですよ。
ミリオンゴッドの設置を増やせば一時的に売り上げは上がるだろうけど、それではお客さんが持たないということをホールが分かっていたんじゃないかな。
狂った時代だったのかもしれないけど、現実にはノーマルタイプも、遊びやすいAT機なんかも普通に設置されていた。
今はその低射幸性の役割のほとんどを、ジャグラーとハナハナだけでフォローしている感じでしょ?
それはさすがにバランスが悪いでしょ、って。
ホールも苦しい、だから売り上げの為に射幸性(コイン単価)の高い機種ばかりを導入する。
この流れがあまりにも極端すぎると思うんですよ。
射幸性が高くなりすぎて規制される、その繰り返しがP業界の歴史である。
そうやって上下に振れ過ぎるから、そのたびにパチスロから離れてしまう人が出てきてしまうんじゃないかな。
高射幸性遊技機での勝負が好きな人もいるし、低射幸性遊技機でまったり遊びたい人もいる。
規制が悪いと一言で片付けるのではなく、もうちょっとホールもメーカーにはできることもあるんじゃないですかね?


