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パチンコが回らないだとか、LT機は行き過ぎだとか、スマスロは荒すぎるとか、そういった打ち手の声がここのところ目立つようになった。
パチンコ、パチスロはいくら遊技だと言っても、本質はギャンブルであることに変わりはない。
そして、ギャンブルというのは、ヘイトが噴出しやすいものである。
しかし、だ。
自分が知っている限り、ここ30年でこれほどパチンコ、パチスロに対するヘイトが集中したことはなかったように思う。
そりゃね、ボッタクリホールだの、クソ台だのっていうヘイトは昔からあるけれど、それはあくまでも個々の悪態であって、これほどまでに全体の声として否定的な意見が多くなるのは異常事態なのかもしれないなと。
もちろん、SNSの特性という部分もあるから、必ずしもこれが全体の意見とは限らないだろう。
ただ、それでも色々と過渡期にきているんじゃないかなという感じがする。
だって、現実として今のパチスロは厳しいもの。
少なくとも、トータル収支で勝っている自分でさえ、本当にキツいなという感覚で稼働している。
これに異をとなえる業界人は、金銭感覚が一般人のワンランク上にいるか、それともプライベートで打っていないかのどちらかでしょう。
ってか、仕事でしかパチンコ、パチスロを打っていないなら大衆の気持ちが分かるわけないんだから黙っておけよ、という本音は角が立つので黙っておこうと思う。
それはさておき、キツいと感じる要因はやはり金銭的な部分に集約されているのだろう。
つまり、収支と勝率。
あくまでも個人的な感覚なのだけど、そもそもパチスロには設定というものが存在しているわけで。
・高設定をツモった時に勝つ(75%)
・高設定をツモった時に負ける(25%)
・高設定をツモれずに勝つ(25%)
・高設定をツモれずに負ける(75%)
体感として、勝率がカッコ内の数値から大きく下ブレするとパチスロは厳しいなぁっていう感覚になってくるんですよ。
で、最近のパチスロは余裕で、その下ブレが起きる。
それと、収支というか金額についても、『223理論』というのが自分の持論で、パチスロを3回打ちに行って、2万負け・2万負け・3万勝ち…このペースで勝ち負けを繰り返していれば、収支が理由で離れていく人はそれほど出てこないと思うんですよ。
でも、これも最近のパチスロは上下ともにこんな金額ではおさまらない。
繰り返すけど、トータルで勝っているにもかかわらずキツいと感じるんだから、そりゃ一般的にもキツいという意見が多いのは当然でしょう。
そういった意見に対して議論も巻き起こり、低貸しで打つ案や交換率を下げるべき案などが出ていたけど、自分はどちらも改善策にはならないと思っている。
まず低貸しでは負け額は抑えられても、さらに勝率が下がってしまう。
低貸しではホール側も利益が減ってしまうため必然的に設定状況は悪くなり、少額といえども負けてばかりでは嫌になるでしょう。
ホールにとって低貸しはあくまでもオマケであり、低貸しメインでは経営が回らない。
これだけ遊技人口が減った今では、薄利多売などは望めないんですよ。
そして、交換率を下げる案もやはりNOでしょう。
たとえ低換金になって釘や設定が良化したとしても、それで恩恵を受けるのは時間という武器が使えるパチプロ(無職)なんですよ。
結局、一般の打ち手はさらなるしわ寄せを喰う羽目になるでしょう。
そもそも現在の機種が低換金向けのスペックじゃないし、むしろ等価交換にすべきというのが自分の意見。
ただね、本当に今のままではダメなのかという部分に、100%の自信はない。
SNSというのは、あくまでも一部の声であって、そこに表れない大多数、つまりサイレントマジョリティはどう感じているのだろう。
だって、イベントとかを抜きにすれば、今でも朝イチに人気があるのは北斗転生2や喰種なわけですよ。
ということは、一般的にはそういったスペックが受け入れられているという証左なのかもしれない。
正直、全員が同じ意見であるはずもないし、多数決を取れるわけでもない。
そして、仮に状況を変えられるとしても、変えて良くなるという保障もない。
とはいえ、自分は現在のパチスロは厳しいと感じているので、攻略誌のライターとしては僅かでも読者さんの収支向上に貢献できるように…と、今までと変わらない活動をすることしかできないんですけどね。


