パチンコ・パチスロの動画、
情報配信メディア「パチクラウド」

パチクラウド

パチクラウド#156「今昔打ち子物語」

2026.04.01

少し前にXで久しぶりに打ち子が話題になっていた。
 
ここで言う『打ち子』とは、いわゆるパチプロ軍団に雇われている打ち子のことではなく、ホール関係者が設定を漏えいして高設定を打たせることを指す。
しかも、その話題の提供者はホール関係者だった。
 
ホール関係者がそのネタを話題にすることって勇気がいると思うんですよ。
自店がそういった不正をしていないことを証明することはできないので、面倒な返信などもきてしまうかもしれないわけで。
 
だから、ホール関係者も大半のメディア関係者も、余計なことは口にしないといった風潮がある。
 
でも、ほら。
自分はホールでの隠し撮りとかをしていた時代のメディアで育った人間なのでね(笑)。
 
読者さんが1円でも得をする可能性があることや読者さんが興味を持ってくれる可能性のあることは、たとえ余計なことだろうとも発信するようにしてきた。
 
こう書くと偽善者っぽく聞こえるだろうけど、そうではなくて、単純にライターとしてのスタイルを堅持しているだけ。
 
それはさておき、おそらくだけど当コラムでも打ち子のネタは書いたことがあるとは思うんですよ。
本当にこれは申し訳ないのだけど、それを確認するにも一苦労なので、内容が被ってしまう可能性もありますがご了承くださいませ。
 
当コラムの他に、雑誌や他サイトにも連載を持っているのだけど、その大半がフリーコラム、つまり題材を指定されずに自由に書いてくださいっていうものなんですよ。
それを年間に100本前後やらせてもらっていると、物理的に、そして加齢による記憶力の低下も相まって、どこになにを書いたか覚えていられなくて…。
いやほんと、老化って嫌ですね。
 
閑話休題。
 
Xでもちょっと書いたのだけど、あくまでも肌感覚的なものではあるが、最近は打ち子が減ってきている気がするんですよ。
 
毎日ホールに通う生活をしていると、嫌でも耳に入ってくるんですよね。
それに加えて、自分には30年間の現場稼働で築いた人脈もあるし、ライターという立場もある。
少なくとも周りのパチプロには、ある程度のことまでは話しても大丈夫という信用は得られているという自負もある。
 
話を聞かせてもらったり、情報を提供してもらった際に、提供者のデメリットを生むような行動、たとえば仮名で書いた人間のことを特定されてしまったり、それによってホールの環境が変わってしまうリスクだったり。
 
まぁ、つまりはコラム等に使わせてもらう場合に、余計なことは書かないように留意してきたということ。
意外にちゃんとしているんですよ、ライターの悪☆味は(笑)。
 
まぁ、犯罪者にモザイクをかけながらインタビューするニュース番組とかも同じ理論ですよね。
話を聞かせてもらう代わりに、情報提供者が不利になる情報は出さない、みたいな。
 
だから、現役で打ち子をやっている人間の話も聞くし、その元締めみたいな人間から話を聞かせてもらったこともある。
 
ライターの仕事としてだけではなく、いやむしろそのパターンのほうが多いのだけど、知り合いと雑談をしている際にホールの名前が出たりして、『あっ、ぼくそのホールで打ち子してたことあります』なんていうことも少なくない。
 
本当に思っていた以上に蔓延しているのが現実である。
現在のことを書くのはちょっと問題があるかもしれないから、そうだな…4号機時代、自分の地元には10数軒のホールがあったのだけど、打ち子がいるという確証を持てただけでも半分以上あった。
 
ただ、正確な数字を提出できるわけではないし、そもそも今回はその打ち子が減ってきたんじゃないか?というのが本題だ。
 
 
その理由を考えてみると、いくつかの可能性は浮かんだ。
1.インターネットの普及
2.スペックの低下
3.ホール店員の質
4.パチプロの生態

 
うん、少なからず全てが影響していそうだけど、あまりにも長くなりそうだから軽めに流していきますね。
 
1はインターネットやSNSで情報が拡散されやすい時代になり、バレやすくなったから露骨にはやりづらくなった、もしくはもっと巧妙にやるようになったのではないかという予想。
 
2はそのまま、リスクをおかしてまでやるほど優秀なスペックがなくなったことに起因しているのではないかなと。
マイジャグの6とかを毎日ピンツモしていたらすぐ疑われるし。
 
3は失礼な話になってしまうけれど、昔はもっと素行の悪い店員さんが多かったんですよ(笑)。
だから単純に、不正をおかすような店員さんが少なくなったのではないかと思う。
 
4はちょっと意味が分からないかもしれないけど、情報を漏洩する店員と打ち子って、もともとの身内を使うよりも、実は自店や近隣店で打っているパチプロをスカウトするパターンのほうが多いんですよ。
犯罪行為を、身内と共有するということに、気が引けるんですかね?
で、たとえば飲食店なんかで店員とパチプロが遭遇して繋がりができて…という流れが多い。
 
あくまでも自分が聞いたパターンではね。
自分も何度か誘われたことがあるけど、それは店内で直接だったり、すでに打ち子をやっているやつからの声かけだったり、である。
 
おそらく店員さんも、ある程度は人選をしていると思うんですよ。
そして、群れているタイプのパチプロだと話が漏れるリスクが増えるから、黙々と打っているタイプのパチプロにしか声をかけない。
 
それか自分のテリトリー外のパチプロを打ち子で使うというのもあったけど、これは知らない顔がいきなりツモりだすわけだから、やはりバレやすくなる。
 
そう考えると、最近って黙々とひとりで稼働しているタイプのパチプロが減ったから、打ち子に使えそうな人選はなかなか難しいのかもしれないね。
 
さて、ひとつ注意しなければならないのは、打ち子が減ったというのはあくまでも自分の印象に過ぎない。
もしかしたら、より巧妙にバレないようにやっているだけで、減っていない可能性だってある。
 
事実、東京で打っている人には超有名なMグループというのがあるのだけど、何が有名だったかというと打ち子だらけということ。
 
それこそ基幹店っぽい店鋪には店長グループと副店長グループというのがあって、それぞれが全ての当たり台を把握しており、開店するとグループ同士で台取り合戦が巻き起こっていたくらいだ。
 
もう、どんなデータでもヤメないし、1リットルの飲料パックとかを用意してきているので、あまりにもあからさまだった。
 
そのMグループも今ではかなり打ち子の規模が縮小されていて、基幹店のことは知らないけど、系列店では相変わらずもう何年も店長が打ち子を使っている。
 
ただ、確認されている打ち子はひとりだけだし、その店を使うパチプロはその打ち子の顔を把握しているので、あえて放置しているというのが実情だ。
 
大手だから大丈夫とか、SNSでルール徹底をアピールしているから大丈夫とか、そういうのは本当にまるでアテにならない。
どこにだって悪さをする人間はいくらでもいるし、打ち手として、自分が割を喰わないよう注意するに越したことはないのだから。
 
最後にはなるが、確実に打ち子だという人間を見つけても、危ないので変なアクションを起こさないようにしてください。
実際、自分も何度か打ち子とトラブルになったことがありますし、むしろ打ち子を特定できたらそれを自分の立ち回りに利用できないかを考えるほうが良い。
 
そう、正義を振りかざして危険をおかすよりも、打算的にパチスロをやっていきましょう。

この記事を書いたライター

悪☆味

当サイトの発起人。サイトの立ち上げは人生最大のギャンブルとは本人の談だが、ここぞの勝負に負け続けてきた人間だけに不安が残る…