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パチクラウド#71「理想論」

2022.08.01

美原アキラが発熱(コロナに感染)した。
 
当然、目先のスケジュールはキャンセルされる。
そのキャンセルされたスケジュールのひとつに、自分の地元にあるホールでの来店実戦取材があった。
 
自分も普段からよく打っているホールである。
アキラ来店の日も含めて。
 
以前は、誰かが来店するホールだったり、媒体取材などが入っているホールで打つことを避けていた。
変に疑われても嫌なので。
 
でも、途中でその理不尽さに気づいてしまったんですよ。
なぜ自分がわざわざ来店情報や取材情報を調べてまで遠慮しなくてはならないのだろうか、と。
 
媒体側から『○日は弊社の取材が入っておりますので、無用なトラブル等を回避するために可能であれば当日の御来店は遠慮願えますでしょうか』みたいな連絡がくるならまだしも、自分がそこまでする義理はないな、と。
 
そりゃそうでしょ。
お金を貰って来店や取材をしている業者に対して、自腹で勝負している自分が遠慮しなきゃならない理由はない。
 
そう思い直してからは、誰が来店していようと、どんな取材が入っていようと気にせず打ちに行くようにしている。
 
それはアキラが来店予定だったホールも同じ。
家から徒歩2分と近く、そもそも30年近くも通っているホールだ。
なので、アキラ来店とは関係なく、特定日(現在は5の付く日)には打ちに行くことが多い。
 
地域密着のホールさんでね。
ただ、それだけでは今の時代は厳しいと来店を始めたのでしょう。
金銭的な効果はわからないけれど、たしかにアキラ来店日には読者さんや視聴者さんが来てくれて、広告効果は確実に出ている。
 
でも、今回はアキラがお休み。
どうなるのかなと思っていたんですけど、やっぱりアキラ来店日に比べるとお客さんは減っていた。
 
特定日なのでガラガラというわけではないけれど、打っているお客さんのほとんどは昔から見ている知った顔ばかり。
 
だからライター、演者の来店って効果が凄いんだなっていう話ではない。
この現実を、自分は少し寂しく感じてしまったのだ。
 
実際のところ、アキラ来店日と比べると設定状況は一段落ちているように感じた。
これはホール側が客数減を想定したことによる差配でしょう。
 
とはいえ、打てるか打てないかと言われたら余裕で打てる状況。
6台設置の絆2には必ず設定5・6(大体6)が投入されるし、24台設置のバラエティには平均で3台程度の設定6が投入されるし、それぞれのジャグラーに設定5・6が投入される。
 
それ以外はシマ1で設定6があるかな?といった感じがいつもの基本パターンなんだけど、アキラ来店がなかった今回もその基本からは大きくズレていなかった。
バラエティはちょっと弱く感じたけど、埋もれた可能性もあるからなんとも言えない。
 
で、だ。
昔から通っている自分には、アキラ来店がキャンセルされてもこの程度はやるだろうと予想ができた。
だから打ちに行ったわけで。
少なくとも、開店の時点で絆2やマイジャグVに空き台があって良いような状況ではない。
 
結局、言葉は悪いけど、ほとんどの人は演者が目当てなんだよね。
それはそれでありがたいことだと思うし、まったく悪いことではない。
 
でも、もうちょっとホールにも目を向けてくれたらなというのが自分の願い。
これは今回のホールに限ったことではないし、もちろんクソみたいなホールもあるので、全ての場合でそうしてほしいというわけじゃない。
 
だけど、たとえば今回のホールで言えば、来店すれば特定日だけでなく、前日・前々日にもゴリゴリの高設定データが残っていることに気づくこともできたでしょう。
 
常連客である自分の見立てとしては、最近は土日のジャグラーを強化していて、マイジャグV、ファンキー2にそれぞれ6っぽい台を使っているし、番長ZERO、アラジンAクラシックなども前日に設定6があった。
 
前日にアラジンAクラシックの設定6を捨てている自分が言うのもなんだけど…。
 
応援している演者さんと会って、写真を撮ったり一緒に打って楽しむのはもちろん良いことだし、本人たちも感謝していることでしょう。
だけど、来店しているホールに対しても、もうちょっと目を向けてあげてほしいな、と。
そもそも来店演者や取材にお金を払っているのはホールなんだから。
 
誰かの来店日だけ、取材日だけお客さんが集まっても、なにも良くなることなんてないんですよ。
『業界を盛り上げたい』なんて軽く言う演者が多いけど、そんなもんで業界が盛り上がるくらいならとっくにバブルがきているでしょ。
 
自分を含めた打ち手ができることは、頑張っているホールに行くこと。
これは収支的にも健全だし、逆に頑張らないホールを戒めることにも繋がる。
 
むしろ、クソみたいなホールに応援している演者が来店した場合なんかは、打たずに写真だけ撮って帰れば良いと思うよ。
 
来店マンなんか呼ばなきゃ良い。
来店マンを呼んだって意味がない。
 
そんな声はよく聞くけれど、確かに現状では近隣競合店とのやり合いくらいにしか効果はないのかもしれない。
だからこそ、もっとホール自体に目を向けて、その状況を冷静に判断してもらえるような土壌ができてくれたらなと思う。
 
演者さんにしても、自分のファンを増やすことだけでなく、ホールからお金をもらっているのだからクライアントであるホールのファンを増やすことをもう少しだけでも考えてほしい。
演者や取材を抜きにしてもまた行ってみよう、そんなホールや打ち手が増えてほしいよね。
あくまでも理想論だけども。

この記事を書いたライター

悪☆味

当サイトの発起人。サイトの立ち上げは人生最大のギャンブルとは本人の談だが、ここぞの勝負に負け続けてきた人間だけに不安が残る…