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スマスロの登場から10ヶ月程度が経過した。
成功だったのかどうか自分には判断できないし、もっと言えば答えが出るまではもう少し時間が必要だろう。
とはいえ、関係者などの話を聞くかぎり、全体的な稼働は上がっているようなので、現時点での評価としては及第点なのかなと感じている。
あとはその持続性と、設備費用増の兼ね合いがどう影響してくるのかといったところだろう。
心配されていた諸問題、コインレスになることのイメージだとか、空き台確保のルールなどについても、そこまで大きなトラブルは起きていなそうよね?
かくいう自分も、当初はコインレスへの違和感こそあったものの、すぐに慣れるどころかコイン投入というワンアクションが排除されたことによるメリットを感じている。
ドル箱がなくなったことで、データ確認の労力が多少は増えたような気もするが、そもそも最近のAT機なんて出玉だけでは何も判断できないので、これもたいした問題じゃないでしょう。
スマスロが登場していなかったら、閉店せずに済んだホールがいくつもあったかもしれない。
ただ、タラレバを言っても仕方がないし、過去を振り返るよりは未来に目を向けていきたいと思う。
さて、繰り返すけれど、ここから重要になってくるのは持続性である。
話題性だけで稼働が上がるゾーンはさすがに抜けているので、今後は本当の意味での地力が試されるのだと思う。
スマスロの美点となっているのは有利区間の使い方に多様性が出てきたことになると思うのだが、現時点ではそれを出玉性能に振り切っている機種が多い。
当然と言えば当然なんだけども、結局のところそれが吉と出るか、凶と出るかにかかっているのかな、と。
やはり出玉や射幸性というのはシンプルに伝わりやすく、なんだかんだでイチバンの訴求手段である。
ただ、個人的にはやや不安を感じているのだ。
というのも、規制によって遊技人口が減り、紆余曲折を経て、規制緩和という歴史を繰り返してきたわけだが、そのたびに遊技人口の減少を既存ユーザーの負担増で補おうとしてきたのがこの業界の流れ。
その結果、新規ユーザーの流入はあまり見込めず、ヘビーユーザーの負担ばかりが増えたというのがここ十数年の全体観だ。
もちろん異論はあるでしょう。
でも、自分の周りにも多かったんだよね。
規則改正のタイミングでパチスロを引退してしまって、規制緩和などでまた少し面白くなって、でもそれを伝えても戻ってこないユーザーが。
一度離れてしまったユーザーを呼び戻すのって本当に難しいことなんだろうね。
ただ、どの程度のあれかはわからないけど、特に北斗の登場によってスリープユーザーの回帰が認められているという話はあちこちで聞くわけじゃない?
せっかくのチャンスだから、北斗を切っ掛けにこのまま戻ってきてもらいたいよね。
でも、射幸性に特化した機種ばかりが並ぶスマスロを見ていると、そこに不安を感じるわけですよ。
現状はまだスマスロ以外の機種も主力として扱われているホールが多いから大丈夫のような気がするけど、このままスマスロの占有率が高くなり、しかも射幸性に特化した機種ばかりのままだったらどうだろう?
正直、自分のようなヘビーユーザーでも現在のスマスロ(一部機種を除く)を打つ際は、覚悟と言ったら大袈裟だけどちょっと身構えるくらいなんですよ。
いくら使わされるかなって。
しかも、6.5号機より以前の機種しか知らないで戻ってきたユーザーは、ツラヌキ関連のシステムなどを理解していない人も多いだろうし、やっぱりちょっと不安は残る。
そういったことを考えると、受け皿になるようなヒット機種が出てきてほしいやね。
せっかくの多様性も全てが同じ方向に向いていたら意味がない。
前述したように、射幸性でアピールすることが間違っているわけではないが、そればかりではさらなる新規ユーザーの流入は見込めないだろうし、また金銭的な負担増によって離れてしまう既存ユーザーが出てくることも予想される。
過去の過ちを今さらあれこれ言うのは意味がないが、過去の過ちを繰り返したら本末転倒である。
遊技人口が減り続けてきた歴史を受け入れて、それを改善すべく過去から学習してほしいなと思う。
スマスロで盛り上がりかけている炎を消さないように。
いやほんと、高設定が確定しても5万、6万と平気で入っちゃう台ばかり打たされていて、そろそろ精神がやられちゃうから!!


