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小さな笑いを取るために、明らかな作り話をする人が好きではない。
コロナに感染した際にサチィが書いたコラムに対しても、こんなつまらない作り話をネタにしやがって…と感じた記憶がある。
コロナの後遺症で股間が灰色になったなんて話、せめてもうちょっと真実味のある作り話にしろよ。
…そう思っていたんですよ。当時は。
でも、あれはどうやら作り話じゃなかったんだな。
というのも、先月ついに自分もコロナに感染しましてね。
正確に言うと、検査していないから確定はしていないのだけど、母親は風邪の症状→検査でコロナ陽性。父親も発熱。ふたりの面倒を見ていたら2日後に自分も発熱からダウンしたのでさすがに間違いないだろう。
見るからに不健康そうな自分ですが、意外と病気にかかることは少なく、インフルエンザですら人生で一度か二度くらいしか感染したことがなくて。
そのぶん軽い風邪はしょっちゅう引くけど、微熱くらいだと生活に支障もなく日常茶飯事な感じで。
ただ、高熱にはめっぽう弱い。
今回は39度近い熱が出て、その後は計っていないので実際はもっと高かったかもしれない。
コロナがツラいというか、高熱がツラかった。
ほぼ3日間は寝たきりで、その期間も含めると丸々1週間は引きこもっていたのだけど、たしかに通常の風邪とはちょっと違うなと感じる症状がいくつかあった。
熱が下がってやっと落ちついてきたと思ったタイミングで扁桃腺が腫れたり。
脚の付け根に、痒くもなんともない湿疹が出たのもそう。
そして、股間の色だ。
いやなんか…見たことがない色になっていてさ。
サチィの言う灰色でもなく、自分の場合は赤紫、例えるなら赤ナマコだろうか。
まぁ、サイズ感とか含めるとオオサンショウウオのほうが近いけどな。
アッハッハ。
閑話休題。
体調が戻り、リハビリがてらホールまわりをしながら散歩したんですよ。
まだ打つつもりはなかったので、いつもより俯瞰気味にホール内を眺めていたのだけど、本当に20年前や30年前と比べるとパチンコ屋の風景は大きく変わったよね。
機械がどうこう、設備がどうこうというのではない。
何よりも女性客が増えたな、と。
20年前くらいはちょうど女性客が増え始めた時期だろうからあれだけど、30年前は女性客が店内にいるだけで本当に目立つような状況だった。
特に若い女性なんて、良く言えば工藤静香、もっとシンプルに言えばヤンキーの姉ちゃんをたまに見かけたくらい。くわえタバコのセブンスターに、錆びたような色のソバージュでね。
店員のおばちゃんにしたって、みなチリッチリのパンチパーマというのが当時のスタンダードだった。
そんなある意味で男の世界だったパチンコ屋に、あるときを境として女性客が増えるようになった。
詳しいことはわからないが、個人的には20数年前のAT機あたりから、その流れが加速したように思う。
特に若者世代が『獣王』やら『北斗』に夢中になって、友達の女の子や彼女にそれを話す→私も行ってみたい、そんな切っ掛けだったのかなと勝手に推察している。
でも、そんな感じでしょ。
若い女性がひとりでフラっと入ってみる、ましてや遊技するには今のパチンコ屋はハードルが高すぎるし。
また、おっさんになるとプライベートで接触のある女性がほとんどいなくなってくるので、飲み屋の姉ちゃんの同伴ついでに…くらいしかないわけで。
だから、若い兄ちゃんがパチスロにハマって、その伝聞から若い姉ちゃんという流れがあってこそ、女性客の流入に繋がったんじゃないかな。
ただ、現在のホールを見ていると、たしかに女性客はものすごく増えたけど、20数年前と比べると若い女性客がまた減ってしまったように感じる。
若い男性客も減っているのだから当たり前の流れだし、それだけが理由じゃないのだけど、ここに響かせないことにはやはり遊技人口の増加は見込めないよね。
長年、間違いばかりを続けてきたP業界だけど、大手を中心とした法人がパチンコ屋のアミューズメント化を進めてきたことは唯一の正解だったように思う。
個人的に一抹の寂しさはあるけれど、こぎたない外観のパチンコ屋よりも、一見すればパチンコ屋と気づかないような綺麗な外観のほうが一般客、女性客は入りやすいだろうし。
現代の若者には自立した女性も多いから、なんとかそういう女性に訴求して、パチンコ・パチスロに興味を持ってもらえるようになると良いんだけどね。
それにはまず、いきなり股間の話をするような老害ライターの意識改革が必要だろうという意見には反論の余地もございませんけども…。


