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ネットやSNSの普及によって、イチ個人の声が多くの人に届くようになった。
それが、もともと数字を持つインフルエンサーやその分野の専門家的な人間の発言ならさらに声は大きくなる。
前回のコラムからそのままコピペした書き出しで始めようと思う。
その良し悪しは別にして、SNSの普及はこれまでは見えにくかった意見が周知されるようになったり、本来なら関わりのなかった関係性での意見交換ができるようになった。
メーカーとユーザー、ホールとユーザー。
メーカーもホールも以前まではユーザーの声などほんの一部しか聞くことはできなかっただろう。
もちろんSNSにあがるユーザーの声が全てではないけど、こんな時代だからこそ、そういったツールを業界の発展に活かしてほしいなと思う。
スマパチのRe:ゼロを1パチに設置する是非なんてくだらない議論をしていないでさ。
というか、ホール関係者のアカウントが増えたことによって、新台購入の云々について議論されることが増えているよね。
機歴、抱き合わせ、機械代、売却代金など。
そういった話題が出るたびに、無駄な新台など買わなければ良いというユーザーの意見が目立つ。
しかし、だ。
以前にも書いたことがあるかもしれないけど、とあるホールが新台の購入を極力抑えて、そのぶんを設定で還元するという施策を試したことがあるんですよ。
メイン機種には毎日6を使いつつ赤字配分、特定日には全体でも赤字営業を続けていた。
それを2ヶ月だか3ヶ月やった結果、稼働データは以前より落ちてしまった。
さすがにメイン機種の稼働は上がったけど、全体ではマイナス。
機械代が減ったことを考慮しても、大失敗という結論になったらしい。
なお、新台を意欲的に導入している近隣のボッタクリ店の稼働は反対に上がったらしいので、新台効果というのは自分たちが思っているより大きいのでしょうね。
ただ、どうだろう。
そんな前例があるから、やはり少なくとも大手メーカーの新台はひととおり買い続けることが得策なのだろうか?
前述したホールはもう数年前の話であり、今はまた状況も変わってきている可能性はないのだろうか?
自分も機械頼みの営業はそろそろ限界だと思うし、過剰な高コスト営業をこのまま続けたら本当に業界の終焉が見えてくるだろう。
今でも十分にユーザーは疲弊していると思うし。
新台を買うことが悪いのではなく、営業に悪影響が出るほどの機械代のコストは見直すべきなのではないだろうか。
次の新台を買うために、ユーザーから回収するサイクルに陥っては本末転倒だろう。
何度でも言うけど、今でも十分にユーザーは疲弊しているのだ。
時々、ホール店長のSNSアカウントなどでも、同じような論点でその問題を指摘している人がいる。
それならば、そこでユーザーの声を集めて、社長なりに直談判してみてはどうだろう。
自分もこんな仕事を長くやっているので、ホール店長さんとお話をさせてもらう機会は多くあり、時には自店の運営改善について相談されることもあった。
で、結論としては、本気で大きな改革をしたいのであれば、まずは上の説得が最重要課題。だけど、今の店長さんはそれをしてこなかった人が多いんですよ。
当然、会社という組織で上司、それもオーナーや社長に意見をするというのは大変なことでしょう。
それもリスクのある改革をしようとするなら、なおさらである。
ただ、今のままではじり貧だと認識しているのならば、そこは覚悟を持って勝負すべきなんじゃないかな。
自店が閉店しても他の店鋪にまわされるだけっていう大手法人でないなら特にね。
中小ホールなんて、一部を除けばお尻に火がついているような状況でしょう。
そのまま受け身でなにかが変わるのを期待して待つだけなのか、それともリスクを承知で何かしらを変えるべく行動するのか。
自分の行動理論でもあるのだけど、やらないで期待外れの結果になるよりは、やって失敗するほうが後悔は少なく済むと思っている。
まったく貢献しない新台購入のために、その費用を回収され続けているユーザーには、いつでもパチスロをヤメるという選択肢があることを忘れないでくださいね。


