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パチクラウド#115「出禁」

2024.06.01

たびたび報告されたり、話題になったりする出禁事案。

 

その処置が正当なものであったかどうかは、実際のところ当事者たちにしか判断できない。

たとえば、SNSで投稿された内容を信じるならば、さすがに不当というか、人違いや勘違いで出禁通告されたのではないか?と思えるような事案もたまに目にする。

でもどうだろう。

やはり基本的には、出禁通告される理由がある場合がほとんどなんじゃないかな。

 

そもそもパチプロ…のみならず、トータルでプラス収支を続けている打ち手はホールにとって必要のないお客である。

 

出玉をアピールしてくれる存在として、パチプロを前向きに受け入れてくれていた時代もたしかにあったが、今はもう時代がまったく違う。

店長カスタムでいきなり虹トロが出るように設定しておけば、別にパチプロでなくても粘ってくれるわけだし、現在ではパチプロの存在意義などないに等しい。

 

つまり、特にイベント型営業をするうえで、ある程度はパチプロが来店するのも仕方ないと、あくまでも許容しているに過ぎないわけだ。

 

ただ、そういったホールにはパチプロまがいの打ち手がわんさかいるはずで、そのなかで特定の人物が出禁になる理由はなぜだろうと不思議に思うかもしれない。

 

これには様々な理由があるらしい。

 

明らかに勝ち過ぎている、遊技態度が目立つほど悪い、ハウスルールに則って禁止行動を疑われる…等々。

それ以外にもチクリだったり、単純に店長が気に喰わないという理由もあるかもしれないし、他のホールで出禁になっている情報が回ってきてウチも出禁にしちゃおうといった例もあるだろう。

 

ただ、あくまでも個人的な印象ではあるが、『自分が周りからどう見られるか』をあまり気にしていないパチプロが増えているように感じる。

 

勝っていることがお店や他のお客にバレなければ出禁リスクは格段に下がるし、昔からやっているパチプロは当たり前にそれを意識していると思う。

 

以前と比べたら、お客の顔を見ないホール営業が多くなってきてはいるが、逆にSNSのアカウントまで特定されていることだって実は多いんですよ。

ホールの防犯カメラは驚くほど性能が良いので、ね…。

 

そしてホールが大型化した結果としてシステマチックな営業が増えて、今のパチプロは昔のパチプロの立ち振る舞いを覚える機会がそもそもなくなっているのだろう。

ルールとは別に存在していた暗黙の了解なども、時代とともに風化していったし。

 

とは言え、なるべくホールから嫌われないようにすること、ホールに許容してもらえる存在でいることは今でも大事なことだと思う。

 

自慢ではないけれど、自分はこの仕事を始めてから一度も出禁になったことはない。

というか、もしも出禁になって、仕事でそのホールを指定されることがあったら色々と気まずい事態になってしまうのでかなり気をつけている(笑)。

 

あまり関係のない話かもしれないが、初代モンキーターンの時代に通っていたホールが、設定変更のパターンが単純すぎて毎日のように設定6をツモれる状況だったんですよ。

 

で、仕事がちょうど落ち着いた時期に、2日連続でモンキーの設定6を朝イチから打ち切り、さらに3日目も…ってなったところで、ちょっと想定外の展開になった。

簡単に言えば、設定6が見つからないのだ。

 

自分が予想していた台は完全に据え置き挙動だったので、たまには傾向と違う投入パターンもあるんだなと他の台を掘ったのだけど、設定6が見つからない。

ホールの状況的に設定6を使っていないはずはないとは思うものの、夜までにほとんどの台を触って、なお見つからないのでギブアップすることになった…。

 

で、だ。

諦めて帰ろうとしたところで、白服の店員さんに話しかけられたんですよ。

 

自分はこの仕事を初めて以来、変な疑いをかけられないように自分からは店員さんに話しかけないようにしているし、必要以上に仲良くならないようにしている。

だから、その店員さんも別段、馴染みの店員さんというわけではなかった。

 

店員『今日はどうでした?』

味『設定6を探して、めっちゃ負けちゃいましたよ』

店員『どの台を打ったんですか?』

味『朝イチはあの台ですね』

店員『(ニヤニヤしながら)あ、あれが今日の設定6ですよ』

 

そのあとは『捨てちゃったかぁ』みたいな適当な会話をして切り上げた記憶があるけど、つまり自分の狙い台はしっかり設定6だったけれど、設定変更後に回されていたわけだ。

 

しかも、前日には下見をしており、1Gや2Gのズレなら見極められたはずなので、据え置きと見間違うように数十ゲーム単位で回しているという手の込んだ罠だった…と。

 

他の台はいつもどおりまったく対策されていなかったので、自分がその台を打つことを予測して、ピンポイントで対策というか罠を仕掛けてきたということになる。

 

設定変更後の対策などはまったくしていないホールにおいて、これは重大な意味があると自分は考えた。

 

負けさせようと考えただけなら別に今日の設定6を教えることはなかっただろうから、たぶん今日モンキーの設定6をツモることがダメだったのだろうなと。

 

あくまでも推測の域を出ないけれど、3日連続が良くなかったんだなと判断して、それ以降は設定6を2日連続で打ったら次の日は休んだり、また同じ機種をあまり連続で打たないようにした。

 

それが正解だったのかはわからないけど、その後も勝たせてもらったので、結果的には間違っていなかったのだろうと思っている。

 

勝てるうちに、勝てるだけ稼ぐ。

それが間違っているとは言わないけれど、それによって余計なトラブルや出禁の当事者になってしまうリスクが増える可能性もある。

 

毎日同じ服を着て、まったく面白くなさそうにスマホの動画を観ながら遊技…そりゃ、イメージが悪いに決まっているだろって。

いや本当に『自分が周りからどう見られるか』を気にするだけで、全然違うと思うよ?

 

最後にちょっと具体的なアドバイスを。

出禁リスクを80%下げられる裏技なので、パチプロにとってはおっぱい演者のセクシー自撮りよりも価値があるはずだ。

たぶん。

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