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自分くらいの世代では、パチンコをするようになる切っ掛けとして、悪友に誘われて、不良の先輩に連れて行かれてというパターンが大多数だったように思うのだけど、いかがでしょうか?
現在と比べれば色々と緩い時代だったので、親に連れられてというのもあったでしょうけど、ともかく突発的にひとりでパチンコ屋に入っていくというパターンは少なかったはず。
だって、あんな怖そうな場所にひとりで入っていくなんて勇気がいるし、そもそも入ったところで事前知識がなければまともな遊技にたどり着けないだろうし。
そんな自分も、やはり先輩やら友達やらが切っ掛けでパチンコ屋に通うようになった口で、それと同時に他の友達やら後輩やらをパチンコ屋に送り込むこともした。
なので、地元で付き合いのあった人間の大半は、パチンコ屋での遊技体験を有している。
それから約30年が経過した現在、日常的にパチンコ屋へ足を運ぶ人間は自分を除いて仲間内には残っていない。
日常的に…の基準が曖昧ではあるが、少なくとも週に複数回の頻度でパチンコやパチスロを打つという仲間はゼロである。
ただ、久しぶりに会ったりするとパチンコやパチスロの話をしてくるやつもいるので、潜在的な遊技者としての素養はあるのだろう。
いわゆるスリープユーザーである。
そう、自分の周りには超ライトユーザーとスリープユーザーが数多く存在しているわけだ。
当然、これは自分のまわりだけでなく全国に何百万人といるわけだから、その一部でも日常的な遊技者として戻ってきてくれたら…と考えるのは自然なことだろう。
少なくとも、新規ユーザーを獲得することに比べたら、スリープユーザーを呼び戻すことのほうがハードルは低いだろうと思う。
ただね、最近もそんな悪友たちと呑んでいるときに話したのだけど、長過ぎるブランクがあると新規ユーザーを獲得するよりも難しいのかもしれないな、と。
具体的に言えば、有利区間について理解させるのが本当に難しいんですよ。
悪友たちが馬鹿ばっかりというのは置いておいてね(笑)。
というか、ライターとして解説することを生業にしてきた自分でも、0から教えるのはちょっと無理だなと感じてしまった。
もちろん呑みの席だというのもあるし、相手が本気で知識を得ようとしていれば別だけれども、軽い感じで『有利区間って何?』と問われて、同じように軽い感じでは満足な回答ができないなと。
そこに凄く高いハードルを感じた。
若いうちはさ、新しいゲームを買ったりしても、説明書を見ずにプレイをして覚えていくようなことも普通にできたけど、加齢とともに新しいことを覚えるのが難しくなってくるじゃない?
自分の世代ってまさにそれで、有利区間とかよく分からないし、簡単に説明してくれて理解できるならまだしも、なんか面倒だから…という感じになりやすいのだと思う。
潜在的な遊技者がまだほんの少しでもパチンコ、パチスロに対する興味を持っているうちに、どうにか戻ってきやすい状況を作り出すべきではないだろうか。
ちなみに、今でもたまにパチンコ屋へ行くという悪友たちが打っているのは、最近だと新ハナビとクランキークレスト、そして北斗だと言う。
やっぱり当時の象徴的なタイトルというのは、遊技動機として小さくはない効果があるんだなというのも再確認させられましたね。


