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パチクラウド#28「品行方正」

2020.10.17

しのけんさんがホールで一般客とトラブルになったというツイートが拡散されていた。
 
一方的な言い分だけしか発信されていないので事の真相はわからないし、御本人に聞こうとも思わない。
そして、しのけんさんと面識がある人たちからは「そんなトラブルを起こすような人じゃない」という声が頻出した。
 
自分も面識はあるので、しのけんさんに対するイメージはまったく同じだ。
穏やかで丁寧で、自分なんかに対しても、とても気をつかって対応してくれる。
 
だけど、あくまでもそれは常識的なモラルを持った者同士の付き合いだから、という部分もあるんじゃないかな。
 
逆に、モラルの欠けた人間に対応せざるを得なくなった場合、しのけんさんが相応の対応をしたとしても個人的には別に驚かない。
 
もちろん、自分はしのけんさんが怒ったところを見たことなどないし、今回の件についてどうこう言っているわけでもない。
 
ただ、ライターという立場にある人間は、どんな相手に対しても常に品行方正にしていなければならないという風潮には疑問を感じる。
 
コンプライアンスが重要視される時代になっていることは認識しているが、だからといって不等な我慢を強いられなければならないのだろうか。
 
とは言うものの、自分もこの仕事を始めてからはホール内でトラブルなどを起こさないよう常に意識してきた。
台取りにしたってそうだし、顔が知られている分、店員さんと話しただけでも誤解を生みかねないし。
 
そして、何かあったら自分を拾ってくれた辰巳出版(必勝本)に迷惑をかけてしまうかもしれない。
そう考えてきた。
 
でもさ、トラブル回避のために何かしらの我慢をした場合、いつも「自分が引く必要があったのかな」とモヤモヤするんだよね。
 
ライターとしては、厄介ごとを事前に回避するにこしたことはないのだろうけど、その反面、パチスロ打ちとしては堂々と正当な権利を主張するべきだったのではないか、と。
 
普段からホールで打っていれば、トラブルの小さな種など至る所に転がっている。
さらに言えば、本気で立ち回れば立ち回るほど、トラブルとの遭遇率は高まってしまうのだ。
 
正直、トラブルを回避することなんて簡単なんですよ。
どんな場面でも自分が引いて、我慢すれば良いだけなのだから。
 
でも、それってパチスロ打ちとしてのリアルなんですかね?
メーカーに忖度して、ホールに忖度して、プライベートでも他の打ち手に忖度して…そんなライターの言葉に価値はあるんですかね?
 
少なくとも自分は、プライベートでも真剣にパチンコ・パチスロと向き合っているライターが書いた文章のほうが読みたいと思う。
普段から現場で真剣にやっていればいるほどトラブルに巻き込まれやすいのだから、仮にそんな話があったとしてもそれがリアルなのだろう。
 
ただし、そういった前提などもすべてひっくるめて、それでも品行方正なもの以外は認めないという人も多いのでしょう。
 
それもひとつの考え方なので否定などしない。
 
不倫をした芸能人が出演していると言ってTV局に苦情の電話をする人もいれば、薬物で捕まったアーティストでもその音楽や作品に罪はないと聴き続ける人もいる。
 
感性は人それぞれだからね。
 
その感性のひとつとして、過剰な品行方正はコンテンツの魅力を下げてしまうというのが自分の考えである。
 
民放のテレビ番組におっぱいが映っていた時代が懐かしいよ…。

この記事を書いたライター

悪☆味

当サイトの発起人。サイトの立ち上げは人生最大のギャンブルとは本人の談だが、ここぞの勝負に負け続けてきた人間だけに不安が残る…