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前回のコラムでも似たようなことを書いたのだが、自分もそれなりに長く打ってきているけど、当然ながらもっともっと長くパチンコ・パチスロを打ち続けて、それでいて勝ち続けている人もいるわけですよ。
しのけんさんやwatさんは言わずもがなだけど、プライベートで面識のある専業さんとかでも20年選手くらいならまぁまぁいる。
20年前となると、ユニバの技術介入機がブームになってしばらく経ったくらいだから、いわゆるスロプロが生まれやすい土壌だったというのもあるのかな。
長くやっていれば凄いわけではないし、勝ち続けているから偉いわけでもない。
ただ、長くやれているのには何かしらの理由があると思うんですよ。
直接的なものとしては対応力、そしてなんだかんだでこの生活が好きなこと。
物理的にも精神的にも状況の変化に対応できたからこそ生き残れているわけで、またこれだけ金銭的なメリットが落ちている現状でも続けている人間というのは、パチンコ・パチスロそのものというよりも、その生活が気にいっているのだと思う。
いやまぁ、実際に逃げ遅れただけっていう人間もいるだろうけども…。
それはさておき、個人的に感じるのは、長く生き残れている専業さんは大抵、何かしら得意なことがあるんじゃないかなということ。パチンコ・パチスロで勝ち続けるためのストロングポイントがあるんだと思う。
これは目押しが上手いとか、機種情報に精通しているとか、そういうことではなくて、もっと根本的なスキルだ。
たとえば、毎日同じホールで同じ台を打ち続けることが苦にならない忍耐力とか、細かいホールデータを記録し続けられるマメさとか、それこそ早起きが得意なことだって充分にストロングポイントになり得る。
それ以外にも、コミュニケーション能力だったり、逆に他人の目をまったく気にしない鈍感力だったり、とにかく長くやっている専業さんにはそれぞれ何かしら得意なことってのがあると思うんですよ。
自分の場合、それは空間記憶能力だったように思う。
具体的に言うと、前日の夜にホールをざっと下見すれば、閉店時の出目やゲーム数をメモしなくても覚えられていた。
もちろん、右端の台から順番に書き出してみろと言われたらできないのだけど、翌日の朝イチに入店した際に『この台は前日と出目が変わっているな』と気づくことができるのだ。
まぁ、メモれば良いって話なんだけど、なんとなくチェックしただけのホールで、翌日に『そういえばこの台は前日にハマって閉店してからもうすぐ天井じゃないか』なんて具合で役に経ったことはあるかな。
台だけではなく、人に対しても同じで、普段は人の顔を覚えるのが(タイプの女性以外)あまり得意ではないのだけど、なぜかホール内に限っては覚えられるんですよ。
特に専業寄りの上手い人の顔は。
また、自分は朝イチの開店直後、必ず店内を一周するクセがあるんだけど、ここでも一周すればどんな人がどの台に座っているかがなんとなく記憶することができるのだ。
なので、良さげな台が空き台になったとして、その記憶を辿るとどんな人が打っていたかが分かるので、1つの判断基準になり得るわけだ。
ただね、最近はこの能力が著しく衰えているのを実感している。
簡単に言えば、記憶力の低下だ。
自分の家系は認知症の気が強いので、ちょっと心配になるというか、おそらくそれが間違いなく影響しているのだろう。
それに加えて、コロナによるマスク社会。
これで余計に人の顔を覚えられなくなっている。
正直、その衰えに対して対応できていない。
パチスロがパチスロとして成立している間はなんとか勝てるだろうと甘く考えていた部分もあったけど、こうやって若い頃と同じようにできないことも出てくるのだから、衰えを補うためにはいくつになっても成長しなきゃならないってことなのだろう。
それにしても、だ。
歳をとるというのは悪いことばかりではないのだろうけど、身体や能力の低下を自覚してしまうとやっぱり悲しくなるやね。


