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7号営業の人々#32「山師あれこれ」

2025.03.22

風営法、もしくは風適法で2016年までは7号営業に分類されていたパチンコ・パチスロ業界。そこに出入りするようになってそろそろ30年になろうかというフリーライターの筆者が、これまでに出会った人たちにまつわる思い出を語る。世話になった人、ヤバイ人、ムカつく人など、個人的な好き嫌いも含めた極私的回顧録――

 

 

 

山師と呼ばれる人がいます。

 

ちょっと怪しいことに手を染めても一攫千金を狙うイメージですが、どの業界にもそういう人はいるもので。特にまだまだ怪しさを感じられた、21世紀になるかならないかくらい頃のパチンコ・パチスロ業界には、仕事で絡んだ方々にもそんな人がたくさんいました。

 

やれ台湾でパチンコブームだからと日本の中古機をかき集めて輸出してみたり、もちろんその際にはプログラムを台湾使用に改造してというのが前提ですが、筆者もちょっとお手伝いをしつつお膳立てをしたのに最終的にポシャってしまうなんて当たり前。

そして後に残ったのは大量の、それも不人気機種の在庫の山。それでも景気が良かった時代でもあり、それくらいの損失は笑って済まされていたのかなと思います。

 

また、4号機後半から5号機初期にかけて、パチスロの新規メーカーの参入も相次ぎました。

もともと業界に関係しているようなところならまだしも、なかには全くの異業種からの例もありました。

 

色々と聞いてみたら、これにはパチスロメーカーになれば儲かるからと吹聴して、お金だけ出させてとりあえず形にはするようなブローカーが暗躍していたようでした。

どうりで、そういう出所が謎のメーカーは同じような筐体を使っていたり、ゲーム性(きっと作るのが簡単であっただろう、沖スロが多かったですね)も似たようなものだったなと。

 

そのなかにはとんでもない大手企業、それも業界とは無関係なところがバックにいたりする話も聞きましたが、今では生き残っているところは皆無です。

 

しかもそういった、正直なところ騙されたとしか思えないメーカーにさらに食い込んで商売のネタにしようなんて人も。

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