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シャシャって、ごめんなさい#65「地方を旅して」

2025.05.18

ライター:wat

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桜は平等に咲いていて、そして何もなかったかのように満開で、それをみてもボクの心の震えは止まらなかった。
 
 
GW前に能登半島へ行きました。
20年来の友達が地震によって倒れた家屋の解体作業の仕事で現地入りしているので、お邪魔した形です。すぐに行こうかと考えた時もあったのですが、ある程度は落ち着いてからの方がよいのではないかと時期を伺っておりました。
 
平日はトラックが多く走っているらしいのですが、日曜日ということもあって街は閑散としていました。視察訪問する人も落ち着いたのでしょう。
撤去作業が終わり、空き地になっているところも多くありましたが、全壊している家屋がところどころに残っている状況です。電柱や信号機の多くが傾いており、大きな地震だったことは伺い知ることができました。
 
仮設住宅が多くみられ、ここで生まれてここで育った人たちは、これからもここで生きていく覚悟なのでしょう。
平穏な生活が少しでも早く訪れることを心からお祈り申し上げます。
 
ここからが本文です。
 
僕が今の地域に移り住んで6年が経ちます。地元を離れてからは大体3~4年のペースで引っ越しを繰り返してきた僕にとっては長い期間住んでいることになります。
 
パチンコ・パチスロだけをみれば、お世話にも良い環境とは言えない田舎でパチンコ・パチスロを覚えました。そのおかげもあって、どこに住もうとも勝っていける自信はありました。
 
旅行をしながら住みたいと思う地域があれば引っ越しをして、どちらかといえば住みたい地域を優先し、パチ屋の状況は二の次で引っ越し先を決めてきました。
でも、最近は地方を旅行する度にその考えは改めなきゃいけないと思うようになりつつあります。
 
極度の方向音痴なのに旅行好きである僕の思い出の中にはたくさんのパチ屋があります。〇〇というパチ屋の近くには美味しいラーメン屋があったよなとか、お洒落なカフェがあったよなとか。いつだって目印はパチ屋です。
 
その目印だったパチ屋がここ数年で何件もなくなってしまっています。
10年前は活気に溢れていたお店が更地になっている現場を目の当たりにすると、心が潰れそうになります。そして目的地にも着けません。
 
街(市)に2・3店舗しか残っていない。そして勝ち残ったであろう数店舗ですら、お客さんがまばらだったりします。
 
コラムを読んでくれている方の中にも抽選に1000人集まるお店があるとか、島の全部が設定6のイベントがあるなんて本当なの?と思う地域にお住まいの方も少なからずおられるのではないでしょうか?
 
今のパチスロは以前にもまして地域によって格差と温度差があります。スマスロ時代になって設定状況が良くなったという話は耳にします。
僕の体感でも平均設定は高くなったと感じています。
 
ただ、それは地域を選び、お店も選んだうえでの話です。
ちょくちょく設定5・6を打てるくらいの設定状況でなければ遊ぶことさえもままならないスマスロ時代において、砂漠でオアシスを見つけるような地方では盛り上がりに欠けるのは仕方ないことだと思ったりします。
 
3年前に比べてパチ屋が25%減少したという資料をweb上で目にしました。
実際に地方に行くとそれが大袈裟ではなく現実に起こっている事実であることを肌で感じるんですよね。パチ屋がなくなってしまうのではないか?と考えてしまうくらいに枯れてしまっている地域は多く存在します。
 
僕は時給や勝つ金額が低くなったとしても、のんびり生活できる地方の方が肌に合っています。しかし、そんな地方にはそもそもパチ屋が少なく、そしてお客さん自体も少ない。それではさすがに勝負にすらならない。
僕が今の生活を続けていくとすれば、どんどん都会に移住しなきゃいけないのかと思うと気が滅入ってしまいます。
 
能登にいた友達に「何が食べたい? なんでも好きなものを差し入れするよ?」と聞いたんですね。そしたら「マックが食べたい」と言われたんです。
最寄りのマクドナルドまで1時間以上も掛かるらしく何ヶ月もマックを食べていないから恋しいと。
日常として当たり前にあったものが簡単に手に取れなくなった時に、その有り難みが身に染みて分かるのかもしれません。
 
もしもパチ屋がどんどんなくなっていって最寄りのパチ屋まで1時間以上掛かるなんて未来がきたら僕はどうするのだろうか。
 
そうなったら1つの地域にこだわりを持たない僕は、パチ屋の近くに引っ越すんだろうなぁ。数少なくなったパチ屋の周辺にはパチプとパチンコ依存症の人達がたくさん住むようになるのかな。
 
もちろん、その中にはサチィさんもいるでしょう。僕と同じ病気持ちですからね。同じ町内に住むことになったらサチィさんを町内会長に推そうと思います。
 
シャシャって、ごめんなさい。

この記事を書いたライター

wat

パチンコ・パチスロは人生だと語る彼の言葉には数字以上の重みがある。全国を転々としながら、あらゆる土地で結果を残し続けている立ち回りからは、学べることがきっと多いだろう