![]()
その日、私は風になっていた。
11月11日。
4つの1が並ぶという、年に一度の超ゾロ目の日の朝7:00。
私はバイクで1の付く日が旧特定日の某ホールAへ向かっていた。
いつもよりかなり早めに家を出たのは、気合の表れだ。
某ホールAは並び順。今日は何としても10番以内、できれば5番以内には入場したい。
なぜなら狙っている機種があるからだ。
【ミリオンゴッド~神々の凱旋~】
東京都では11月16日に撤去期限を迎える凱旋。
つまり、某ホールAの旧特定日で凱旋を打てるのは、これが最後になる。
しかも超ゾロ目。どう考えても高設定が入るのはココだ。最低でも全456、なんなら全6だってありうる。
超激アツな状況が待っているのだ。
ただし、そう思っているのは私だけではない。他の客も同様に凱旋を狙ってくるだろう。だからこそ、こんなに早く家を出たのだ。
まあでも、たぶん余裕で確保できるだろう。
某ホールAは最近、状況がすこぶる悪い。平日は誰もいない。今日も並んで100人といったトコロか。開店ビタで入ったとしても凱旋は取れるかもしれない。
ただ、そこは念には念を入れてというか。
今日はどうしても凱旋で勝たなくてはいけないのだ。
否、凱旋で万枚を出さなくてはいけないのだ。否、
欲を言えばもっともっと勝たなくてはいけないのだ。

