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スタンドバイミー#1「僕はギブアップ大西です」

2021.06.27

コラムを始めるにあたり、まず自分の属性を強く考えた。
 
これから文字で語るうえで、出来もしないことを書いてもすぐにアラが出てしまうし、私はそこまで器用ではない。
しかしながら、書くと決めた以上は自分のパーソナリティを早々に知ってもらいたい。
というわけで今回は、まず私とパチンコ・パチスロとの出会いを話そうと思う。
 
 
そもそも私が初めて打ったのはパチスロで、時は激動の4号機時代真っ只中。
 
特に大花火などの大量獲得機が幅を利かせている頃で、技術介入次第でボーナスの獲得枚数に大きな差が生まれていた。
やり方次第で何より大事な出玉に差が生まれるのだ。
 
当時は猫も杓子も真面目だけが取り柄の隣家の専業主婦よしこさん(仮)も時間を見つけては、ホールでリプレイハズシに勤しんでいたのを覚えている。
 
当時、私が住んでいた愛媛県のパチンコ屋には、今ではなかなか見かけなくなったレトロなホールがまだ至る所に点在しており、最近でいうアイドル店員など存在するはずもなく、パンチパーマでキメた目をそらしたくなるお兄さん、威圧感の練習をしているのではないかと思えるおじさまという店員が普通だった。
 
今では考えられないが両替機の上には灰皿が置いてあり、営業中にスタッフさんが喫煙するのも当たり前。
呼び出しボタンなど押せるわけもなく、何かあっても自分が悪いとすら思っていた(笑)。
 
 
そんな特有の緊張感に怯えつつ偉そうな常連さんたちの技術を盗み、まだビニールテープで封をされていなかった三大紙をコンビニで読み漁ってなんとか打ち方を覚えたものだ。
 
その後すぐに「獣王」や「アラジンA」、AT100を取り切った後の金ちゃんの顔の如くボコボコにされた「サラリーマン金太郎」などのAT機、そして「吉宗」や「北斗の拳」に出そうで出ない「トゥームレイダー」などのストック機へと時代は流れる。
 
まぁこの頃の珍道中を書くと1万ワードを割いても書ききる自信はないし、そもそも全く覚えていないので一気に5号機時代まで飛ばすことにする。
 
どうにも食指に響かない機種が続き(パチスロ鉄拳伝タフと怪胴王は除く)、一時期の私はパチンコ・パチスロから離れていた。
ちょうど就職した時期でもあり、それどころではなかったのもかもしれない。
 
再び時は少し流れ、仕事にも慣れたころにストレス発散にと久々に入ったホールに導入されていたのが、セカパクこと「CRエヴァンゲリオンセカンドインパクトSF」だった(多分)。
 
台の良し悪しもわからぬ私は確か勝ったと思うのだが、ドンピシャ世代のコンテンツだったことと、保留4からのロング変動や奥から飛んでくる金枠、そしてあの突然確変など一気にアツくなる振れ幅が妙に心地よく、そこからは主にパチンコを打つようになっていく。
 
仕事終わりの20時からでも、酷い二日酔いだろうが、マンネリ化した彼女に嘘をついてでもホールへ向かった。
 
楽しかった。
 
口だけは達者な下手クソな仲間たちは、約束もしていないのに開店時間には集合し、あーでもないこうでもないと語り合い、毎日が富士急のドドンパ(ジェットコースター)くらい刺激的だった。
 
 
そんな中、電撃が走ったのが初代「花の慶次~雲のかなたに~」だった。
 
戦国の男臭い武将たちの生き様は、私の胸に突き刺さった。
 
一挙手一投足が豪快(出玉力)かつ洗練(演出バランス)されており、なぜか日本人に生まれて良かったと思ったほどだ。
 
帰りの道中に漫画を全巻買ったのはいうまでもない。
 
そして語らずにいられないのはあの確変中!
歌がボーナスラウンド中にかかることはあっても確変中に流れることは確かなかったと思うのだが、あれは興奮した。
 
まだまだ続くぞぉ!からの捨丸に絶望したかと思えば、分岐で愛の兜出現や、直江や慶次スタートの安心感、そして多くのプレミアム。
金枠やキセル、聚楽第(全回転)であひゃひょわーとなっていたのを思い出す。
これまた話の合う職場の仲間と大いに語り合ったものだ。嗚呼懐かしい。
 
その後、第3のボーナスで再びパチスロが波にノることとなった「パチスロ交響詩篇エウレカセブン」でパチスロの楽しさも再認識するようになり、突然現代に戻る。
 
自分の知る限り、パチンコ・パチスロそれぞれのバブルを経て時代は変わり、今では内規改正でマックス機が消え去ってパチスロには有利区間がついた。
 
©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX
©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX II
©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX MOVIE
©2017 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX III
 
いろんな意見を聞くし、考えはそれぞれだが、厳しいところだけ揚げ足を取るのがどうも性に合わない。
持論だが遊タイムは取り切った後の稼働の問題がある側面、やはり安心感がある。
 
©真島ヒロ/講談社 ©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京
 
シンプルな確変機が一番好きだが「P大工の源さん超韋駄天」の爽快感やスピードには目を見張るものがあるし「P FAIRY TAIL2 JQD」などの挑戦的なスペックも登場してきている(おいしー)。
 
パチスロも前作は狂うほど打った「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」なんかは、うみねこの良いところを加えて全てがブラッシュアップされており、今の方が断然面白い。
 
 
©竜騎士07 / 07th Expantion ©OIZUMI
 
リーチ目時代に育ったという理由もあるが、出目でボーナスを察知することこそパチスロだと、私は思う。
 
上の画像は中押しハズレor確定目からの右リール中段ベル、それすなわち2確目だが、正直見飽きている。
しかしボーナスはボーナスだ、やはり嬉しい。おおっ!っとなる。
 
出目によってはオヤシロボーナス確定目もあり、富竹も揃う(BIG確定ではない)。
これが見たくて初代を打っていた人は私を含めて多かったであろう。
 
そもそも前作で一撃2400枚オーバーも出した記憶はないし、規制の中でもやってやった感を出せる機種は確かに存在するのだ。
 
決してAT機が嫌いなわけではないが、まだ打ったことがない方なんかには是非打ってみてほしい。
次の日も打つと思う。
 
とまぁ、ほんの一例だけど私はそれを楽しいと思えるし、メーカー側の気概や作り込みを感じるものは多い。
 
ホールだってそうだ。
全部が全部、大回収よろしくならお手上げだが、何件も楽しめる状況を目の当たりにしたし、探せばそんなホールが確実にあることもわかった。
 
難しいことは言えないし、言うつもりもない。
感じ方はその人次第なのでね。
 
ただ、少なくとも仲間内で楽しそうに打つ姿を見たり、あの台は本当に面白い!などと聞くとあの頃の自分と重なる気がする。
 
そんなユーザーさんたちを見ると嬉しいし、そう思える機種をどんどん紹介したい。
今回ひとつ成長したのは、そういった覚悟を持てたことかな。
 
まぁ綺麗事をぬかしているが、私もずっとパチンコ・パチスロを打っていたいんだろう。
 
次回は今の話をしてみたいと思う。
 
…とまぁ長々と書いてきましたが、ところで私の属性ってなんなんだろう?
 
そういうところだろうなぁ(笑)。

この記事を書いたライター

ギブアップ大西

DMMぱちタウン所属のライターで、パチンコに対する愛と姿勢には確かなものがある。その波長があったのか、当サイトライターのビワコとはプライベートでパチンコの勉強会をするほどの仲