唐突だが、おいどんは、競馬が好きである。
15歳で競馬を見はじめて30年以上、競馬がとても好きである。
パチンコ・パチスロにおいても競馬をモチーフにした台は昔から数多く作られている。
競馬とパチンコはファン層が重なることが多く、コラボレートしやすいのだろう。
古くは、スロットのダービーボーイ(三洋物産)、権利物のオークス(三星)、最近だとGI優駿倶楽部シリーズ(コナミアミューズメント)などが思い浮かぶ。
そんな数ある競馬台のなかで最も印象に残っているのは「ダービー物語」である。
1993年に平和から発売された物語シリーズの第2弾。
保留玉による連荘がウリで、前作の麻雀物語に続きホールでも人気を博していた。
連荘の仕組みは、一定時間内にアタッカーのVゾーンに連続で5玉入れると保留ランプの一部が大当たりに書き換わるという仕組みである。
しかし、通常の釘調整だとVゾーンに5連続で入れることは不可能なので、アタッカー上部(Vゾーンの上)の釘を大幅に曲げるという大胆な釘調整が必要になる。
後にこの連荘の仕組みが問題となり、世にいう「ダービー物語事件」となるわけだ。