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7号営業の人々#5「次の日、店長と副店長の姿は無く――」

2022.12.22

風営法、もしくは風適法で2016年までは7号営業に分類されていたパチンコ・パチスロ業界。そこに出入りするようになってそろそろ30年になろうかというフリーライターの筆者が、これまでに出会った人たちにまつわる思い出を語る。世話になった人、ヤバイ人、ムカつく人など、個人的な好き嫌いも含めた極私的回顧録――

 

 

 

筆者にとっての大恩人、N社長にお世話になっていた頃の話はまだまだ続きます。

何しろ筆者にとってその5年ほどは実に濃い時間でしたから。

 

さて、これまでの話で筆者は少々プログラムが分かるということを述べてきましたが、それに関連して電子部品、特にロム(あくまで海外用とかゲームセンター転用のためです!)の買い出しなんかでちょいちょいバスケットコートがあった頃の秋葉原へと行っておりました。

おかげで電子部品も若干ですが、見る目が肥えていたりもしたんです。

 

話とは関係ありませんが、まだインターネット黎明期、ちょうどメイド喫茶が登場し始めた頃の秋葉原はなかなかに楽しい街で、家電を値切って買ったり、駅の横にへばりついた掘っ立て小屋みたいなラーメン屋で、昔ながらの美味しい醤油ラーメンを食べたりと、良い思い出ばかり。

もうロムを買うこともありませんが、20年以上ぶりに電子部品屋を冷やかしで覗いたら、あの頃の店員さんがちょうどそれだけ、30年近く歳を重ねた姿で店番をしていました。

ということは筆者も同じだけ歳を重ねたわけですけど…。

 

そのような下地があったため、少なくともN社長のところにいた人の中ではもっとも電子部品に詳しかった筆者。

その頃、いわゆるセット打法が仕組まれたパチンコやパチスロが蔓延し始めます。

 

裏ロムにはホール側がその胸を分かっている連チャンなんかを実現するBモノと、そうではなくて悪意の第三者が仕込んだセット打法が仕組まれたCモノがあるというのは業界関係者なら半ば常識のこと。

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